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生産物品質保険

PL保険と共に注目を集めるようになったのが「生産物品質保険」です。

たとえば、「公益社団法人 日本食品衛生協会」が発売する「生産物品質保険」は、「日本国内において、貴社の生産物に偶然な汚染事故が発生した場合」に補償が受けられるものです。

補償される内容は

・回収等費用

事故の直接の結果として、または事故の影響を防止もしくは軽減しようとする貴社の努力に直接起因して、貴社が行う回収等によって現実に被る製品の回収、検査、調査、修復等の費用

・コンサルティング費用

事故の事実等についての確認もしくは調査を行うため、または回収もしくは宣伝活動の方法を策定するために、第三者のコンサルタントを起用した場合の費用(事前に保険会社の承認が必要)

・喪失利益

営業収益が事故によって減少しなかったならば得られていたであろう営業利益

・広告宣伝活動等費用

事故によって失った生産物の信頼度を回復させるための広告宣伝費用のうち、通常要する費用を超える額。

保険の対象となるのは「日本国内にあるすべての貴社生産物」、保険の貴社の生産物に発生した「偶然な汚染事故」が対象となります。

この保険における「偶然な汚染事故」とは、偶発的な事由に起因して、被保険者の生産物に偶然な汚染が生じたという事故のことをさします。

消費者にPL事故や、偶然の汚染事故などが原因で、何らかの損害を与えてしまった場合、対応のポイントは「早期から誠意のある態度を見せる」ということです。

消費者は「企業が誠意ある対応を見せてくれれば、裁判沙汰にまで持ち込まずに気持ちをおさめる」ということになるかもしれません。

しかし、企業側が初動対応を間違えたばかりに消費者の気持ちを逆なでしてしまい、「誠意ある対応が見られない」という印象を持たれてしまうと、その後の対応が全て厳しい目で見られることになります。

また、消費者の側は訴訟沙汰に持ち込む可能性があるだけではなく、インターネットで企業の対応を批判するという行為も簡単にできる時代です。

迅速な対応をするためにも、リコールへの補償を確保しておくことが重要です。

また、リコール保険・リコール費用担保特約には、免責事項が設けられており、これも損害保険会社や個々の契約内容によって少しずつ異なりますので、契約の締結前に損害保険の内容をしっかり確認しておきましょう。

そして、別途PL保険などで補償を受ける必要があれば、早めに加入しておくということが重要です。

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