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PL保険についての最近のブログ記事

食品が原因のPL事故とは?

食品業界は、PL保険への関心がとても高い業界と言え、他の業界に比べて加入率も高いと言われています。

何と言っても食中毒のリスクが、最も気になるところです。


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販売者の側が気を付けていても、予想外に気温や湿度などが高くなってしまう場合など、食中毒が発生する可能性は、いつもあります。

また、加工食品を販売する場合には、「異物が混入していて、消費者が口を怪我した」「冷凍食品を調理していたら破裂してしまい、調理していた人が油はねによってやけどをした」などの事故が起こる可能性がゼロではありません。

食品というのは、製造・販売した人が予想しなかったような調理法で、調理がされてしまうことがありますし、そのために事故が起こった場合には「そのような調理法について、警告していなかった企業側に責任がある」として、訴訟等を起こされるケースもあります。

そして、食品業界でのPL事故が一度起こると、同じ生産ラインで作られたものを全て、回収しなければならないというケースもあり、リコール保険やリコール費用担保特約なども活用して、補償を得ておくことが大事でしょう。

なお、商工会議所の「中小企業PL保険制度」を利用する方法に加えて、「食品産業センター」が運営する「食品産業PL共済」を利用することも可能です。

これらの制度は、民間の保険会社が提供する商品より、保険料を抑えて加入することができます。

食品業界では「無保険での営業を続ける」ことは、非常にリスクが高いですので、必ず保険に加入しておくようにしましょう。

工事業にPL保険は必要?

工事業を営んでいる方は、既に様々な保険に加入されていることが多いでしょう。

というのは、工事期間中に工事現場で火災等が起こった場合に備えての工事保険や、労災事故が起こった場合の労災保険、通行人などの第三者に損害を与えてしまった場合に備えての賠償責任保険など、工事業では必要な保険の種類が多いからです。

そして、工事業でのPL事故として考えられるのは、
●アンテナや看板などの取り付け工事にミスなどがあって、通行人などの第三者に向かって落下してしまい、ケガを負わせてしまった
●電気工事の施工ミスがあり、工事が済んだ後に漏電をしてしまい、火災が起こってしまった
などのケースが考えられます。

ただし、PL保険の対象となるのは「仕事の結果」が原因となって事故が起こった場合ですので「工事中に誤って看板を落下させてしまった」といった事故の場合は、第三者賠償責任保険が適用されるケースもあります。

特に、工事業で何らかの事故が起こった場合には、損害の規模が大きく、損害額が多額に上ってしまうことがありますので、できるだけ無保険での経営を続けることは避けたものです。

PL保険への加入も重要なのですが、決してそれだけで十分とは言えません。

事故が起こった際も「どの保険が適用されるのか」の判断が複雑になりますので、できれば工事業界の事情に精通した保険会社の担当者・保険代理店などに相談しながら、保険の全体像を設計できると良いでしょう。

家電製品とPL事故

家電の製造・販売を行う業界では、PL事故をゼロにすることが難しいです。

というのは、メーカーがいくら安全性を高める設計などを行っても、一定の範囲内で組立のミスなどが起こるものですし、メーカーの想定していない使い方を、利用者の側が行ってしまい、思わぬ事故になるということは、考えられるからです。

また「漏電がもとで火災になった」と言う場合は、損害賠償金の金額が多額にのぼってしまうこともあり、人命にかかわる事故が起こることもあります。

このような場合に、初動が遅れると、企業イメージが大きく損なわれ、その情報が口コミで伝播してしまって取り返しがつかないことになるケースもあるのです。

そのため、家電製品の製造・販売を行う事業者は、PL保険への加入を急ぐ方が良いでしょう。

家電製品にも様々な種類があり、人体に近づけて使うタイプの家電製品のほうが、事故が起こった際の損害が大きくなることが考えられますので、保険料率の設定が家電製品の種類ごとに違う設定となっています。

家電製品を一種類しか扱っていない事業主の方は少ないと思われますが、事業内容が複数の業種にまたがる場合には、売上高に応じて保険料率を加重平均して、適用するという決まりがあります。

そのため、保険会社にはできるだけ正確に、貴社の事業内容、前年度の売上高などを伝え、イザというときの補償が得られるようにしておくことが大切です。

PL事故の際には「初期対応が素早くできることが大切」ということをよく知っておくことが大切です。

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